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  1. 新見市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2020年02月21日:令和2年3月定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 会 ◯議長(藤澤正則君) 本日、3月定例会が招集されましたところ、皆様方には御参集いただき御苦労さまでございます。  ただいまの出席17名でございます。  今月4日、同僚議員でありました坂東義生議員が亡くなられました。  御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思いますので、御協力をお願いいたします。  起立いたします。  黙祷。  直れ。  御着席ください。  また、先般、事務局職員の不祥事があり、1月末で懲戒処分を下しました。  深くおわびを申し上げるとともに、今後はこのような不祥事を二度と起こさないよう、議会全体として再発防止に取り組み、市民の皆様からの信頼を一日でも早く回復できるよう努めてまいります。まことに申しわけございませんでした。  これより令和2年3月新見市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付しておりますので、よろしく御協力をお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第1  会議録署名議員の指名 2 ◯議長(藤澤正則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本件は、会議規則第81条の規定により指名いたします。10番難波孝一君、11番小郷昌一君、以上2名の方を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第2  会期の決定 3 ◯議長(藤澤正則君) 日程第2、会期の決定を行います。
     お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会の申し合わせにより、本日から3月19日までの28日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は28日間と決定いたしました。          ──────────────────────── 日程第3  諸般の報告 5 ◯議長(藤澤正則君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査結果報告及び同法第199条第9項の規定により令和元年度財政援助団体等監査結果報告書が、市長から同法第180条第2項の規定により議会委任による専決処分事項がそれぞれ提出され、お手元に配付しておりますので御覧願います。  次に、議員派遣の件を報告いたします。  お手元に配付しておりますとおり、地方自治法第100条第13項の規定により派遣いたしましたので御報告いたします。  次に、議長の諸般の報告を行います。  まず、坂東義生議員の死亡により欠員となっておりました議会広報特別委員会委員新見市議会委員会条例第8条第1項の規定により古川英明議員を指名しましたので報告いたします。  令和元年12月定例会以降の主な政務1点について報告いたします。  12月23日、第8回明日の新見高校を考える会に出席いたしました。新見高校から、令和4年度の入試から総合ビジネス科の募集を停止すること、令和6年度をめどとして南校地への集約をしていく。ただし、実習施設として北校地の必要な施設は残すことについて県教育委員会と協議を進めていることの説明がありました。また、明日の新見高校をともに支えるための提案についてを協議した結果、この提案を要望に変更し、具体的な取り組みとして本市独自のコーディネーターの配置を含め、要望とする具体策の作成を事務局、会長にて行うことといたしました。  その他の各行事への参加につきましては配付しているとおりでございますので、御覧願います。  次に、議会運営委員会が行政視察を行っておりますので、委員長から報告を願います。12番林光和委員長。               〔12番 林 光和君 登壇〕 6 ◯12番(林 光和君) 議会運営委員会の行政視察報告をいたします。  議会運営委員会では、令和2年1月23日に福岡県飯塚市、同24日に佐賀県武雄市を訪問し、議会におけるICT化の推進及び議会の見える化について視察を行いました。  飯塚市では、タブレット端末導入によるペーパーレス会議の取り組み及び議会のインターネット中継の取り組みを推進されておりました。まず、タブレット端末導入によるペーパーレス会議の取り組みについては、議会運営委員会が中心となり、先進自治体へ視察や導入のスケジュール、導入の方法、内容について検討を重ね、平成29年第4回定例会より導入を施行し、平成30年第1回定例会から正式に運用されることになりました。  これによって、議事日程や会議日程など、会議の進行に関する資料を除き、議案書、予算書など、これまで配付していた資料は全てペーパーレス化されました。また、タブレット端末はクラウドシステムを使用し、いつでもどこでも会議資料や市の各種計画等を閲覧、検索できる利便性を備え、議員の活動を強力にアシストできる効果もあったそうです。タブレット端末導入による効果はこれ以外にも、議会で配付される印刷製本にかかるコストを年間190万円余り削減した点、また災害発生時に活用することによって、迅速な対応が可能になった点などが上げられております。  新見市においては、早くからラストワンマイル事業に取り組み、ICT化の環境整備が図られてまいりました。特に、義務教育の現場においては、教育のICT化に先進的に取り組み、多くの成果を生んでまいりましたが、議会におけるICT化は十分とは言えない状況にあります。今後、本市の議会におけるICT化の推進を検討する上で大変参考になりました。  また、議会のインターネット中継についても説明を受けました。飯塚市では、平成25年9月からユーチューブを介してネット中継を開始しております。本会議及び委員会を生中継と録画中継としているそうです。会議の正式な記録は議長及び委員長が調整し、会議録としてインターネット中継は正式な記録としては取り扱わないそうです。課題としては、アクセス数が少ないことだそうですが、本市の議会の見える化を考える上で大いに参考となりました。  武雄市は、ICT化分野の先進的な取り組みを、自治体として、これまで新見市からも多くの市議会関係者や教育関係者が視察を行ってきました。今回、私ども新見市議会議会運営委員会は、市民に開かれた議会のあり方、見える化の観点から、武雄市に早くから導入された本会議一般質問のCATVによる配信や議場内におけるモニターテレビの設置、さらに発言内容の同時文字通訳配信について研修を深めてまいりました。  1点目のCATVの活用についてですが、武雄市では昭和59年から議会放送が開始され、三十数年の歴史があります。特筆すべきは、現在のCATV加入率が99%近い点でした。  2点目の一般質問のモニターテレビの導入についてですが、武雄市では平成24年3月議会から、議員の一般質問及び執行部の答弁にモニターを導入されました。モニターの導入により、質問や執行部の答弁についてもグラフや写真等が多用され、議員や執行部の政策や考え方がわかりやすくなりました。モニター導入以前は、本市でも一般質問で許可されているパネルを利用されていましたが、パネル作成の時間や費用がはるかに節約されたそうです。ちなみに、モニターテレビ導入に要した経費は、一式約190万円だそうです。  3点目の発言内容の同時文字通訳配信についてですが、これは発言の言葉が文字としてモニターに表示されるサービスのことです。全国的にも例が少ないサービスで、タイムラグもほとんどないようですが、個別の地名など、うまく通訳できないなどの課題もあるようです。  今回、福岡県飯塚、佐賀県武雄、両市の視察を行い、議会の見える化について多くの示唆をいただきました。本来、議会の見える化の視点は、市民の皆さんに議会や市政に関心を持っていただき、市政を身近な存在として感じていただく点であります。  新見市においても、議会の見える化を中心に、議会改革に取り組んでいるところですが、財政状況やこれまでの議会の状況等を考慮しながら、できるところから一歩一歩改革を推進していきたいと強く感じております。  以上、報告いたします。 7 ◯議長(藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時13分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時14分  開 議 8 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第4  市長の施政方針について 9 ◯議長(藤澤正則君) 日程第4に入ります。  市長から施政方針について説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 10 ◯市長(池田一二三君) 本日、3月市議会定例会を招集いたしましたところ、皆様方には御多用のところ御出席を賜りましてまことにありがとうございます。  まず、今月4日に御逝去されました坂東義生議員の長年にわたる市政発展の御功績をたたえるとともに、謹んで哀悼の意をささげ、御冥福をお祈りいたします。  また、この度、職員による公金横領という重大な事案が発生し、市民の皆様の市政に対する信頼を著しく失墜させ、各方面に多大な御迷惑をおかけしましたことについて、市長である私の責任は非常に大きなものがあると考えております。この場をおかりいたしまして、心よりおわびを申し上げる次第でございます。  こうしたことが二度と起こらぬよう、私自身が先頭に立ち、再発防止対策を確実に実行するとともに、職員一丸となり、これまでにも増して市政運営に精励し、市民の皆様の期待に着実に応えていくことによって、信頼の回復に努めてまいる所存であります。引き続きまして、御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  さて、今回提出しております案件は、条例27件、令和2年度当初予算10件、令和元年度補正予算9件、その他2件の計48件であります。  特に、令和2年度当初予算につきましては、災害復旧、復興予算に加え、私のこれまでの市政推進に向けた施策を踏まえて、任期4年目の総仕上げとして編成いたしたところでございます。  それでは、今回御提案をいたします諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政推進に向けた私の所信の一端を申し述べさせていただき、市政に対する市民の皆様の御理解とより一層の御協力をお願い申し上げるものでございます。  まず、我が国経済をめぐる動向について、政府は月例経済報告の中で、輸出が引き続き弱含む中で、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復しているとした上で、先行きにつきましては、当面弱さが残るものの、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。  ただし、通商問題をめぐる動向、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域をめぐる情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があるとしており、景気判断を据え置く一方で、警戒感も示す形となっております。さらに、中国での新型コロナウイルスによる世界経済への影響が危惧されるなど、新たな不安要素もあることから、景気の先行きは不安定な状況にあります。  こうした状況の中で、国においては令和元年度の補正予算が成立し、自然環境の復旧・復興を加速させるとともに、景気における海外からの下振れリスクに、国・地方を上げて迅速に対応する方針が示されたところであり、本市としてもこうした国の動向を注視し、その対応に万全を期してまいりたいと考えているところであります。  さて、本市では、現在、令和2年度から令和11年度までの10年間を計画期間とする新たな総合計画の策定を進めております。  私は、市長就任からこれまで、第2次新見市総合振興計画を市政運営の基本として、各種施策に取り組んでまいりました。その結果、企業誘致や林業振興、子育て、教育環境の充実、道路網や情報通信環境の整備など、様々な分野で一定の効果があり、市政発展につながってきたものと考えております。しかしながら、本市の喫緊の課題である人口減少に歯どめをかけるまでには至っておらず、現総合振興計画の想定を超える速さで人口の減少が進んでおり、市民生活や地域経済への影響が心配される状況にあります。  また、全国的な人口減少の進行、情報通信技術の進歩に伴うグローバル化の進行、環境、エネルギー問題での国際的な動きなど、社会情勢の変化は著しいものがあります。本市を取り巻く社会構造や環境が変化する中、本市が持続的に発展していくためには、新たな環境に的確に対応できる市政運営を図る必要があると考え、新たな計画を策定することとしたものであります。  今後、私が取り組まなければならないことは、将来にわたって持続可能な新見市をつくり、次の世代に確実に引き継いでいくことであると考えております。  こうした考えに基づき、新たな計画では、本市の将来像を「人と地域が輝き未来につながる源流共生のまち・にいみ」とし、今後、重点的に取り組む施策を体系的にお示ししていきたいと考えております。  その中では、産業が育ち、地域経済が躍動する産業成長のまち、若者が夢と誇りを持ち未来を描く希望創造のまち、誰もが安心と生きがいを共有できる健康共生のまち、森林と源流、石灰岩台地が息づく自然共存のまちの実現をまちづくりの基本目標として考えております。  また、全国的な人口減少が進む中にあっても、諦めることなく人口増につながる取り組みを進めることによって、人口減少の進行を和らげるとともに、市民の皆様が安心して住み続けられるまちの実現を目指してまいりたいと考えております。  さらに、災害に強いまちづくりへの取り組み、市全域に8つの拠点エリアを設け、エリアごとの特性に応じた施策を進めていく新たな考え方や、国連の提唱する持続可能な開発目標SDGsへの対応などを盛り込む予定としております。  現在、新たな総合計画案につきまして、まちづくり審議会に諮問し、検討を重ねていただくとともに、パブリックコメントを実施しているところであります。取りまとめができ次第、お示しをさせていただきたいと考えております。  それでは、令和2年度の主要な施策につきまして、新たな総合計画で予定しております7つの施策分野ごとに御説明申し上げます。  まず、産業、経済の分野では、「産業の活力を高め、持続可能な地域経済をつくる」を目標として、各種施策に取り組んでまいります。  農業分野では、引き続き農業者団体等と協力し、ピオーネ、桃、トマト、リンドウ等の生産拡大や6次産業化を促進するとともに、新規就農者やUターン帰農者への支援など、本市独自の支援策を積極的にアピールすることで、担い手の確保を図るとともに、スマート農業による省力化、農地集積集約化に向けた取り組みを促進し、将来にわたって持続可能な農業の実現を目指してまいります。  依然として深刻な鳥獣被害に対しましては、有害鳥獣駆除班が駆除したイノシシ、猿、鹿の捕獲奨励金を増額し、捕獲体制の強化を図るとともに、害獣の侵入防止柵や捕獲柵の設置、有害鳥獣追い払い事業を継続し、また農業者などとの連携による取り組みを強化して、さらなる被害防止対策を進めてまいります。  畜産業分野につきましては、繁殖牛導入に対する支援など、千屋牛のブランド力の維持強化を図るとともに、規模拡大を目指す農家や事業者を支援し、飼養頭数の増頭に向けた取り組みを進めてまいります。また、千屋牛教育ファーム事業地域おこし協力隊活用などにより、新たな後継者育成につながる取り組みを進め、担い手の減少などの課題克服に努めてまいります。  林業分野につきましては、森林環境譲与税を原資とする豊かな森のぬくもり基金を有効に活用し、林業が将来にわたって基幹産業として成長していけるよう、木材の需要拡大及び利活用促進、担い手の確保、育成に取り組んでまいります。あわせて、ウッドスタート事業を中心に、新見産材を使用した新たな特産品の開発や、市内各保育施設へ木のブロック積み木を配布し、幼いころから木と触れ合う木育に引き続き取り組んでまいります。また、本年5月から稼働する木質バイオマス発電所での未利用材活用を図るため、真庭市と連携し、森林整備及び未利用材の搬出を促進してまいります。  鉱工業、商業分野につきましては、商業団体等と連携し、企業訪問でのニーズ把握や産業振興会議での議論、本市独自の産業連関表による地域経済の構造分析を踏まえ、経済の好循環を生み出す効果的な施策につなげてまいります。  具体的には、経営改善やサービス向上につながる店舗改修等の設備投資の支援、人材確保や後継者育成、事業承継の支援、従業員の資格取得の支援、外国人技能実習生などの受け入れに関する調査研究、さらには創業セミナーや事業化の支援により多様な業態の創業を促進し、地域経済の活性化を図ってまいります。また、企業誘致に関する情報収集を行うとともに、立地に関心を示す企業などに対して、本市独自の支援策などを紹介し、多様な形での企業誘致につなげてまいります。  観光分野では、ドローンを活用した観光地紹介動画や鍾乳洞のVR画像、さらにはA級グルメやマスコットキャラクターにーみんを活用した戦略的な情報発信により、観光客の誘致に努めてまいります。また、観光協会の体制強化を図るとともに、観光滞在時間を伸ばせるよう、市内複数の観光地を結ぶ観光ルートづくりや食や体験をテーマとした新たな観光資源の開発、新見千屋温泉いぶきの里の大規模リニューアルなど、観光地としての魅力向上を図ってまいります。さらに、首都圏、関西圏における集客力の高い観光イベント等での観光客誘致活動や、旅行業者に対する助成制度などを活用し、インバウンドを含めた観光客誘致に努めてまいります。  次に、健康・福祉の分野では、「健やかに暮らせ、子育てができるまちをつくる」を目標として、各種施策に取り組んでまいります。  健康、保健分野では、平均寿命が延びる中、市民の皆様に生涯健康で過ごしていただくよう、健診費用の助成や受診勧奨等を行い、疾病の早期発見、早期治療につなげ、生活習慣病予防や重症化を防ぐ取り組みを進めてまいります。また、子育て包括支援センターを中心に、妊娠期から出産、育児までの切れ目ない支援を行い、子供たちの健全な育成を図るとともに、お出かけ健康教室クアオルト健康ウオーキング事業の充実を図り、幅広い世代の市民の皆様が、自ら健康づくりに取り組むことができる環境整備を進めてまいります。  医療につきましては、医療従事者の確保が大きな課題となっており、看護学生奨学支援金の給付や、市内若手医師が中心となり組織するドクターネットワークによる情報発信などにより、その確保に努めてまいります。また、既存の医療資源の活用を図るため、公的診療所の医療機器や設備の更新に取り組み、地域医療環境の向上に努めるとともに、市内で安心して出産できる環境の維持に取り組んでまいります。  児童福祉につきましては、保育ニーズの多様化に対応するため、広域保育事業の継続実施や育休退園制度の廃止により、保育環境のさらなる充実を進めるとともに、哲多地域での新たな認定こども園の整備に取り組んでまいります。さらに、子育て支援医療費の支給対象年齢を満18歳になる年度末まで引き上げ、児童の健康保持や子育て世帯の負担軽減を図ります。また、昨年度から、新見公立大学と連携して作成を進めております、保育・教育の統一カリキュラムを保育、教育の現場で活用し、就学前教育の充実を図ってまいります。  高齢者福祉につきましては、高齢者の皆様に地域社会の一員として生きがいを持って生活していただけるよう、老人クラブ活動シルバー人材センターの運営を引き続き支援してまいります。さらに、地域ケア会議の充実、介護人材の養成、確保、生活支援コーディネーターの配置などにより、地域全体で高齢者を支える体制づくりを進めてまいります。また、新たな介護保険施設の整備に向けた取り組みを進めてまいります。  障がい者福祉分野では、ほほえみ広場にいみを拠点に、精神保健福祉土等による相談支援や交流事業を行うとともに、臨床心理士などが保育所、認定こども園などを巡回し、発達障がい児への支援を行ってまいります。また、障がい者の社会参加と自立に向け、就労支援などに取り組んでまいります。  次に、教育・文化スポーツの分野では、「誰もが生き活きと輝く個性を育むまちをつくる」を目標として、各種施策に取り組んでまいります。  義務教育分野では、思誠小学校内に設置いたしました新見市特別支援教育推進センターを拠点に、特別支援教育の充実に引き続き取り組むとともに、長期欠席、不登校への対応も強化し、全ての児童・生徒が生き生きと生活できる学校づくりを進めるなど、インクルーシブ教育の推進に取り組んでまいります。また、小学校から中学校卒業までの系統的な体験や学習を通じて、地域への愛着や貢献意識を育み、将来の新見市を担う人材の育成を目指す新見市ふるさとキャリア教育に取り組んでまいります。  学校施設につきましては、新たな学校給食調理場の建設を進めるほか、国のGIGAスクール構想の実現のための校内通信ネットワーク整備の方針を受け、市内の全小・中学校に高速大容量の校内LANや無線アクセスポイントを設置するなど、通信環境の整備を進めてまいります。  大学、高等学校分野では、本年7月、新見公立大学に地域共生推進センター棟が完成することから、地域共生社会を目指した取り組みの拠点施設として活用を進めてまいります。また、老朽化した既存施設の改修を進め、学習環境の整備に取り組んでまいります。さらに、地元から新見公立大学に進学した学生たちが地域に根差した活動を始めていることから、こうした学生たちの自主的な地域課題探求の取り組みを支援するとともに、大学の知見や人材を活用した取り組みを進めてまいります。  高等学校につきましては、高等学校と小・中学校、大学、地域等との連携を図るコーディネーターを新たに配置し、地域への愛着や貢献意識にあふれた本市を支える人材を育成するとともに、県立新見高校の魅力向上を図ってまいります。  生涯学習分野では、市民の皆様の学びを支援するための市民講座などの取り組みを進めるとともに、新たな取り組みとして、各小・中学校に図書管理システムを導入し、新見市立中央図書館などと学校図書室の一体管理を図り、図書館から学校への選書や読書活動の支援を強化することにより、質の高い読書活動を推進してまいります。  芸術、文化、文化財の分野では、新見美術館が開館30周年を迎えることから、記念特別展として、假屋崎省吾氏などの著名な作家の作品展示を行うとともに、新見文化交流館を中心とした芸術鑑賞や自主企画事業の充実を図ってまいります。また、文化財につきましては、各地域に伝承されている文化活動や文化財の保護活動を支援するほか、文化財を総合的に保存、活用するための構想の実現に向けた取り組みを進めてまいります。  スポーツ、レクリエーション分野では、ソフトボールのまち新見市を推進するため、日本女子ソフトボール1部リーグ等の全国規模の大会を実施するとともに、10年間継続開催しております都道府県対抗全日本中学生男子ソフトボール大会につきましても、引き続き市民の皆様の御協力をいただきながら、大会の成功に向けて取り組んでまいります。  次に、安全、生活基盤の分野では、「安全で、市民生活を支えられるまちをつくる」を目標として、各種施策に取り組んでまいります。  防災分野では、災害に強いまちづくりを進めるため、一昨年の7月豪雨及び昨年の9月集中豪雨などで被災した道路、河川及び農業用施設などの一日も早い復旧に向けて全力で取り組むとともに、国土強靱化地域計画の策定に取り組み、総合的な防災体制の確立を進めてまいります。また、これまでの豪雨災害の教訓から、災害時の避難行動に役立つよう、河川監視カメラによる水位情報をケーブルテレビ等により提供するとともに、自主防災組織など、地域と連携した防災訓練を実施してまいります。さらに、共助の要である自主防災組織の設立を全市域に広げるため、運営の補助制度を拡充することとしており、地域防災力の強化につながる支援に引き続き取り組んでまいります。  消防、救急分野では、通信指令台の指令システムや高度な救急救命を行うことができる資機材を搭載した高規格救急車の導入を行うほか、救命率向上を図るため、救急救命士の計画的な増員や、救急救命講習会などでの応急手当ての普及、促進に努めてまいります。また、消防組織の見直しと拠点整備に向けた検討に着手してまいります。  水道、下水道の分野では、本年4月1日から、25カ所ある簡易水道を上水道と経営統合して1つの水道事業として、財政基盤の強化と効率的な経営体制の構築に努めてまいります。また、安全でおいしい水の安定供給を行うため、引き続き水道施設の適正管理に努めるとともに、老朽化した設備や管路の更新に取り組んでまいります。また、下水道につきましては、接続率の向上と個別合併浄化槽の普及促進に努め、効率的で安定した事業運営に取り組んでまいります。また、豪雨などによる市街地への浸水被害防止対策として、新たに雨水整備事業を進めてまいります。  次に、都市基盤、交通の分野では、「人と環境に配慮した質の高い都市基盤をつくる」を目標として、各種施策に取り組んでまいります。  道路につきましては、市道及び本市が管理する県道は多くが山間部にあり、昨年、一昨年の豪雨災害において、法面崩壊、落石など、多くの災害が発生したことから、防災・減災対策を進めるとともに、新たに全市域を対象とした道路防災計画を策定し、計画的に事業を進めてまいります。また、橋梁、トンネル等の道路構造物の点検、修繕を計画的に実施し、長寿命化を図り、ライフサイクルコストの軽減に努めてまいります。  住環境分野では、新たな都市計画マスタープランに基づき、持続可能なまちづくりのため、居住機能や、福祉、医療、商業等の都市機能の立地、公共交通の充実などに関する包括的な計画である立地適正化計画の策定に取り組むとともに、JR新見駅のバリアフリー化を含め、周辺地域のまちづくりなど、市街地の再整備に向けた調査検討を進めてまいります。  また、情報通信につきましては、ラストワンマイル事業で設置した情報通信機器及び映像放送系機器等の更新を計画的に行い、快適な通信環境の維持に努めてまいります。  公共交通につきましては、全市域を結ぶ交通ネットワークづくりや市街地での公共交通のあり方についての検討を進め、地域社会を支えられる公共交通体系の確立に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、環境の分野では、「自然を守り、安らぎと潤いのある環境をつくる」を目標とし、各種施策に取り組んでまいります。  廃棄物の分野では、ごみ処理対策として、地域や市民団体が取り組むリサイクル活動の支援を行うとともに、買い物時におけるマイバッグ持参運動の推進、児童を対象とした環境学習や、市民を対象とした出前講座などを通じて、再資源化、減量化に取り組み、総排出量の低減を図ってまいります。また、環境への負荷が少ない社会の実現に向け、環境意識の醸成に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、交流、コミュニティーの分野では、「多様な人が集い、交流し、活躍するまちをつくる」を目標とし、各種施策に取り組んでまいります。  交流の分野では、これまで進めてきた国際交流に関する取り組みと並行して、新たに国内交流に向けた取り組みを進めるとともに、市外に住みながら本市のまちづくりにかかわりをもっていただける関係人口の増加に向けた取り組みを進めてまいります。  移住の分野では、新見市空き家活用推進地域ネットワークを活用し、新見市移住交流支援センターと連携しながら、地域の民間団体等が行う空き家の掘り起こし等の活動を支援するとともに、空き家情報バンクの充実を図り、さらなる移住者の確保に努めてまいります。  コミュニティー、NPO、ボランティアの分野では、地域共生社会の実現に向け、小規模多機能自治の機運の醸成を図り、地域住民が中心となって課題解決を図る地域運営組織の設立を支援してまいります。また、地域運営組織の自立に向けた自主財源確保の取り組みを新たに支援するほか、廃校舎や公共施設の有効活用による拠点施設の確保など、地域が主体となって活動することができる環境の整備に取り組んでまいります。  NPO、ボランティアにつきましては、地域社会への関心が薄いとされる若者世代や、将来、地域を支える人材として期待される子供たちの地域活動への参加促進につながる情報発信や講演会の開催などに取り組んでまいります。  人権、男女共同参画の分野では、人権についての理解を深め、人権が守られる社会の実現に向け、啓発活動や権利擁護の取り組みを進めるとともに、第4次にいみ男女共同参画プランの策定に取り組み、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。また、結婚を望む人がその希望をかなえられるよう、市民の皆様や各種団体の御協力をいただきながら応援していく取り組みを進めてまいりたいと考えております。  なお、これまで御説明した各種施策を実施するにあたっては、市民と行政の協働による展開、効果的で効率的な行財政運営による展開を基本に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、令和2年度の主要な施策などについて御説明申し上げましたが、これらの実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様からの市政に対する一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。
     なお、令和2年度の一般会計当初予算は、平成31年度当初予算に比べて2.7%増の260億875万5,000円としております。今後、社会情勢の変化や、国の経済対策、制度改正などの動向を注視し、必要に応じて補正予算で柔軟に対応してまいります。当初予算の概要につきましては、予算概要説明書を御覧いただきたいと存じます。  以上でございます。 11 ◯議長(藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時46分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時47分  開 議 12 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第5  発議第1号 新見市議会の議長及び副議長の議員報酬の特例に関する条例 13 ◯議長(藤澤正則君) 日程第5に入ります。  ただいま議会運営委員長から発議第1号新見市議会の議長及び副議長の議員報酬の特例に関する条例が提出されておりますので、これを議題といたします。  この際、委員長から提案理由の説明を求めます。12番林光和委員長。               〔12番 林 光和君 登壇〕 14 ◯12番(林 光和君) 令和2年2月21日、新見市議会議長藤澤正則殿。提出者、新見市議会議会運営委員会委員長林光和。  新見市議会の議長及び副議長の議員報酬の特例に関する条例(案)の提出について。  上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。  発議第1号新見市議会の議長及び副議長の議員報酬の特例に関する条例(案)。  新見市議会の議長及び副議長の議員報酬の特例に関する条例を別紙のとおり制定する。  提案理由。  新見市議会では、議会基本条例及び議員政治倫理条例を制定し、地域主権の時代にふさわしい市議会の実現に向けて議会改革を積極的に推進しているところであるが、先般の議会事務局職員の不祥事により、市民からの信頼を失墜させることとなった。  この度の不祥事に関して、当該職員及び上司について懲戒処分を行ったところであるが、さらに衷心から反省し、自らをいさめるとともに、市民全体の代表者として市民の厳粛なる信託に応えるという基本理念のもとで、市政にかかわる責任の重さを改めて深く自覚するため、本条例を制定し、議員報酬を減額するものである。御賛同よろしくお願いいたします。 15 ◯議長(藤澤正則君) ただいまの発議第1号について御質疑はございませんか。──ないようですから発議第1号についての質疑を終わります。  ただいま議題となっております発議第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  まず、反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は原案のとおりに決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり決定されました。          ──────────────────────── 日程第6  条例第1号 新見市市長、副市長の給与の特例に関する条例 17 ◯議長(藤澤正則君) 日程第6に入ります。  ただいま市長から条例第1号新見市市長、副市長の給与の特例に関する条例が提出されておりますので、これを議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 18 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました条例第1号について御説明申し上げます。  条例第1号新見市市長、副市長の給与の特例に関する条例につきましては、この度、本市職員が起こした不祥事に対する管理責任を明確にするため、市長の給料月額を2カ月、副市長の給料月額を1カ月減額するための条例を制定するものであります。  以上、条例第1号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 19 ◯議長(藤澤正則君) ただいまの条例第1号について御質疑はございませんか。──ないようですから条例第1号についての質疑を終わります。  ただいま議題となっております条例第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  まず、反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第1号は原案のとおりに決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(藤澤正則君) 御異議なしと認めます。よって、条例第1号は原案のとおり決定されました。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時54分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時5分  開 議 22 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第7  条例第 2号 新見市議会の議員及び新見市長の選挙における電磁的記録式投票              機による投票に関する条例を廃止する条例       条例第 3号 新見市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例       条例第 4号 新見市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例       条例第 5号 新見市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例       条例第 6号 新見市地域審議会条例の一部を改正する条例       条例第 7号 新見市ふるさとにいみ応援基金条例の一部を改正する条例       条例第 8号 新見市が設立する地方独立行政法人に係る役員等の損害賠償責任              の一部免責に関する条例       条例第 9号 公立大学法人新見公立短期大学への職員の引継ぎに関する条例を              廃止する条例       条例第10号 新見市印鑑条例の一部を改正する条例       条例第11号 新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例       条例第12号 新見市へき地診療所条例の一部を改正する条例       条例第13号 新見市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例       条例第14号 新見市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条              例の一部を改正する条例       条例第15号 新見市子育て支援医療費の給付に関する条例の一部を改正する条              例       条例第16号 新見市学校教育施設整備基金条例       条例第17号 新見市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定              める条例の一部を改正する条例       条例第18号 新見市公民館条例の一部を改正する条例       条例第19号 新見市神郷生涯学習センター条例の一部を改正する条例       条例第20号 新見市哲多総合センター条例の一部を改正する条例       条例第21号 新見市哲多コミュニティセンター条例の一部を改正する条例       条例第22号 新見市立中央図書館条例の一部を改正する条例       条例第23号 新見市創業支援施設条例を廃止する条例       条例第24号 新見市建築基準法施行条例の一部を改正する条例       条例第25号 新見市市営住宅管理条例の一部を改正する条例       条例第26号 新見市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の一部              を改正する条例       条例第27号 新見市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数              料条例の一部を改正する条例 23 ◯議長(藤澤正則君) 日程第7に入ります。  条例第2号から同第27号までの26議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 24 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました条例第2号から条例第27号までの計26件について御説明申し上げます。  まず、条例第2号新見市議会の議員及び新見市長の選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例を廃止する条例につきましては、特例措置を設け、平成28年執行の市長選挙以降、いわゆる電子投票を取りやめておりましたが、委託事業者の撤退により、全国的に実施できないため、本条例を廃止するものであります。  次に、条例第3号新見市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例につきましては、国の法令改正に伴い、市長、各委員会の委員、または職員の市に対する損害賠償責任について、一定の条件を満たす場合においては損害賠償額を限定し、それ以上の額を免責することができることとなったため、新たに条例を制定するものであります。  次に、条例第4号新見市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、服務の宣誓に関する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第5号新見市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例につきましては、消防職員の救急搬送業務等に係る特殊勤務手当を新設するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第6号新見市地域審議会条例の一部を改正する条例につきましては、審議会の組織及び部会の見直しを行うため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第7号新見市ふるさとにいみ応援基金条例の一部を改正する条例につきましては、ふるさと納税による寄附金を幅広く活用するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第8号新見市が設立する地方独立行政法人に係る役員等の損害賠償責任の一部免責に関する条例につきましては、国の法令改正に伴い、役員等の地方独立行政法人に対する損害賠償責任について、一定の条件を満たす場合においては損害賠償額を限定し、それ以上の額を免責することができることとなったため、新たに条例を制定するものであります。
     次に、条例第9号公立大学法人新見公立短期大学への職員の引継ぎに関する条例を廃止する条例につきましては、令和2年3月31日をもって新見公立短期大学が閉学するため、条例を廃止するものであります。  次に、条例第10号新見市印鑑条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第11号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、令和2年度以降の保険税率や税額を見直すことについて、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第12号新見市へき地診療所条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年7月豪雨により被災した足立診療所を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第13号新見市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第14号新見市家庭的保育事業等の整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第15号新見市子育て支援医療費の給付に関する条例の一部を改正する条例につきましては、給付対象年齢を18歳に達した年度末まで拡大することについて、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第16号新見市学校教育施設整備基金条例につきましては、学校の施設整備に充てるための基金を創設するため、新たに条例を制定するものであります。  次に、条例第17号新見市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第18号新見市公民館条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入や哲多地域の公民館の再編など、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第19号新見市神郷生涯学習センター条例の一部を改正する条例及び条例第20号新見市哲多総合センター条例の一部を改正する条例につきましては、公民館施設として使用できる部屋を明確化する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第21号新見市哲多コミュニティセンター条例の一部を改正する条例につきましては、哲多地域の公民館の再編に伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第22号新見市立中央図書館条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入や会議室等の使用料の見直しなど、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第23号新見市創業支援施設条例を廃止する条例につきましては、施設の老朽化や新たな入居も見込めないことから、新見市創業支援施設を閉鎖するため、条例を廃止するものであります。  次に、条例第24号新見市建築基準法施行条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第25号新見市市営住宅管理条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第26号新見市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例及び条例第27号新見市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  以上、計26件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 25 ◯議長(藤澤正則君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  質疑は、会議規則第56条の規定により、1議案につき3回までとなっております。  それでは、議案質疑を行います。  条例第2号新見市議会の議員及び新見市長の選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例を廃止する条例について質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第3号新見市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について質疑はございませんか。──ないようですので、条例第4号新見市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第5号新見市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。質疑はございますか、14番橋本亨子君。 26 ◯14番(橋本亨子君) 別表に示されております回数と金額でございます。  これについて、時間当たり300円とか500円という規定になってるんですが、この積算の根拠について御説明いただけますでしょうか。 27 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。 28 ◯総務部長(上山 晋君) 特殊勤務手当の積算単価でございますが、これにつきましては、出動手当とか要救助者の救助に従事した消防職員の手当ということで、これはこれまで本市ではございませんでした。他市が、単独の市では消防が10市、それから地区消防が4消防ありまして14消防のうちで、新見市だけが何の手当も支給しておりませんで、消防職員の士気を高める必要があるという意味から支給するものでございまして、積算根拠につきましては、他市の救急出動、それから救助出動の単価を参考にいたしまして算出したものでございます。  以上です。 29 ◯議長(藤澤正則君) 再質疑ございますか。14番橋本亨子君。  恐れ入ります。マイクをちょっと近づけてください。ハウリングしてなかなか聞き取れないので。 30 ◯14番(橋本亨子君) 他の消防関係のところとの比較をしながら単価を設定をしたということでございます。全体でほぼ同じような状況の金額というふうになってるんでしょうか、その点と。  それから、士気を高める効果を期待するということでございました。そういった意味では、関係者との協議もした上で、このような対応をとるという方向になっているものではなかろうかと思うんですけれども、期待する効果についてどのような見通しがあるのか、その点もこの条例の改正による効果の期待を少しお聞かせをいただきたいと思います。 31 ◯議長(藤澤正則君) 効果については質疑ではないでしょう。  橋本亨子君、効果については質疑の範疇じゃないでしょう。 32 ◯14番(橋本亨子君) はい。 33 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。  他市との比較ですけれど、搬送業務に従事した職員につきましては、概ね300円が多くございます。それから、特定の行為に従事した職員につきましてもプラスの200円で500円。それから、救助に要した職員につきましても300円ということで、概ね他市と同等の金額といたしております。  以上です。 34 ◯議長(藤澤正則君) 再々質疑ありませんね。──それでは次に、条例第6号新見市地域審議会条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。3番古川英明君。 35 ◯3番(古川英明君) 地域審議会は、現在第3次総合計画の審議に当たられておるなど、非常に重要な審議会と認識をしております。  2点、御質問をさせていただきます。  公募で委員さんを選定をされておりますけれども、これまでに公募による委員の状況、それから一部改正の意図につきまして、もう少し詳しく御説明いただければと思います。  2点目は、これまで2部会で実質的にいろいろな審議をされておりましたが、今後は2部会、必要に応じてということですけれども、基本的には部会は設置をされないということなのでしょうか。よろしくお願いいたします。 36 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。 37 ◯総務部長(上山 晋君) まず、変更の意図でございますが、この審議会につきましては、合併から15年が経過しまして、一体感の醸成が図られ、市内での課題共有も進んでいるということで、まず支局ごとの定数を廃止をしたいということでございます。  それから、部会につきましては、1つのテーマに対してできるだけ多くの意見を集約するために全体会議の協議を基本として、必要に応じて設置するように見直しを行うということでございまして、2点目の基本的に部会は設置しないのかということもございまして、基本的には全体会議で協議をするということでございます。  今後の状況につきましては、全体で5人ということでございまして、基本的には5名の募集をいたしましたが、年度によっては応募がないというようなこともございまして、今回5人から3人に変更させていただくというものでございます。  以上です。 38 ◯議長(藤澤正則君) 再質疑ございますか。14番橋本亨子君。 39 ◯14番(橋本亨子君) もう少し意図を確認したいと思いますのでお尋ねいたしますが、合併から10年以上が経過をしたということから、一体感の醸成が図られていることから、支局ごとの応募という枠をなくすという先ほどの回答があったわけなんですけど。市域、非常に広うございますので、それぞれの地域、それぞれの課題を抱えて、市内全体の状況があろうかと思う中で、支局のエリアでの応募の枠を取り払うという、これはいかがなものかというふうに感じるんですが、その点についてのお考えをお示しをいただきたいと思います。  4支局で4人としていたものが、3人というふうになっていくわけでございまして、そういったことでは全体的な広範囲にわたる地域での意見集約が欠けてくるのかなという気がするんですが、その変更点についてのお考え、もう少しお聞かせいただけますか。 40 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。 41 ◯総務部長(上山 晋君) 支局ごとの一体感の醸成が図られたということで、この度、変更を考えております。  それからまた、新たな考え方といたしまして、現在の総合計画を検討いたしております中で、新たな地域のネットワークづくりということで、支局プラス旧市の東西、南部などのネットワーク化を図っていきたいというふうに考えております。そのネットワーク化を図るそれぞれの地域の中で、この地域審議会の委員さんを選出ができるような仕組みを考えていきたいということで変更をしたいというふうに考えておるものでございます。 42 ◯議長(藤澤正則君) 再質疑ございますか。14番橋本亨子君。 43 ◯14番(橋本亨子君) 市内のそれぞれの地域のネットワーク化を図ると言われた。それについては、第3次総合振興計画を策定する中において、地域のエリアの設定をどうするかということが素案でも示されておりました。その中でエリア設定が行われるものであろうというふうに私は理解をしていたわけですが。  この地域審議会ということになりますと、そういった市政にかかわる様々な施策の審議をする。そういったことが、ネットワーク化が総合振興計画つくられて、この確定をされる、それ以前のものとしていろいろと意見交換をする、意見集約をする、皆さんで議論していただく、そういうものだというふうに思うんですよね。なので、ちょっと後先逆になってくるのかなというふうに思うんですけど、その辺について総務部長、いま一度。  多様な意見を集約した後の総合振興計画策定でなければならないと思っているわけですが、ネットワーク化についての考えをもう少しお示しくださいますか。 44 ◯議長(藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前11時25分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時26分  開 議 45 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 46 ◯総務部長(上山 晋君) ネットワーク化の前にエリア設定がまずあるということ。そのエリア設定のそれぞれのエリアの中で、それぞれの地域の課題を考えていただくために、この地域審議会の委員さんも、それぞれ密接した地域から出ていただきたいというふうな考え方でございます。  以上です。 47 ◯議長(藤澤正則君) 再々質疑ございますか。14番橋本亨子君。 48 ◯14番(橋本亨子君) 最後になりますが、市民に開かれた市政の推進をするという現市長の政治姿勢のもとで、審議会という中では多くの意見がそこに集約をされ、地域の様々な意見が反映される場にならなければいけないというふうに思うんですが、今回のこの改定をするに当たっては、より広く市民の意見を聞くという意味で、公募委員をもっと増やそうではないか、こういった議論は一切なかったんでしょうか。その辺の考え方の観点を教えてください。 49 ◯議長(藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前11時28分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時29分  開 議 50 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。  ほかに御質疑はございませんか。──ないようですから、条例第7号新見市ふるさとにいみ応援基金条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第8号新見市が設立する地方独立行政法人に係る役員等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第9号公立大学法人新見公立短期大学への職員の引継ぎに関する条例を廃止する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第10号新見市印鑑条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第11号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。14番橋本亨子君。 51 ◯14番(橋本亨子君) この条例第11号について、税率の改定が行われております。この改定によって、前年までの税率と比較をして、例えば所得の状況が世帯について同じ状況の中では、この税率改定によって税額というのがどのように1世帯当たりがなっていくのか、その辺の試算の状況をお示しください。  それから、この改定の中身でいくと、子供に係る均等割については従前どおりの扱いということになってるんでしょうか、確認したいと思います。 52 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。 53 ◯福祉部長(林 裕司君) 増税によるところの部分の税額の試算ということでございましたが、平均すると1人当たり3,000円ということでの試算をした上で、運営協議会にもお諮りをしたところでございます。  均等割の部分というのが、これ均等に係る部分ですので……。  すみません、もう一度そこを。 54 ◯議長(藤澤正則君) すみません、再度。もう一遍、2回目の質疑を。14番橋本亨子君。 55 ◯14番(橋本亨子君) 均等割について、この改定の中で均等割のところも税率改定になっております。子供に係る均等割についての部分というのがどのような扱い方になるのかというのをお尋ねをいたしました。被保険者世帯の状況で、子供さんのおられる世帯あるでしょう。その部分についての均等割状況です。  それから、先ほど、平均すると1人当たりが3,000円ということの増額ということになるわけですね。世帯ではない、1人当たりという理解をする改定なんでしょうか、確認です。 56 ◯福祉部長(林 裕司君) 均等割につきましては、均等にという形でございますので、均等割につきましては、均等に係る部分ということでございますので、子供、大人ということはない、均等に係るというのが均等割でございます。 57 ◯議長(藤澤正則君) それから、3,000円。1人当たり、1世帯当たり。  暫時休憩します。                             午前11時33分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時34分  開 議 58 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。 59 ◯福祉部長(林 裕司君) 先ほど申し上げました、平均をすると1人当たりが3,000円ということで試算をした結果、全体を出して被保険者数で割ると、1人当たりが3,000円という形になるということで、それぞれの所得の段階もございますので、それによっては軽減が係っている世帯というのはありますので、それはいろいろな数字になりますが、それを平均させていただくと、ということでございます。 60 ◯議長(藤澤正則君) ほかにございませんか。──ないようですから次に、条例第12号新見市へき地診療所条例の一部を改正する条例について御質疑ございませんか。──ないようですから次に、条例第13号新見市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例について御質疑ございませんか。──ないようですから次に、条例第14号新見市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第15号新見市子育て支援医療費の給付に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第16号新見市学校教育施設整備基金条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第17号新見市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第18号新見市公民館条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第19号新見市神郷生涯学習センター条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──次に、条例第20号新見市哲多総合センター条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第21号新見市哲多コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第22号新見市立中央図書館条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第23号新見市創業支援施設条例を廃止する条例について御質疑はございませんか。9番杉本美智子君。 61 ◯9番(杉本美智子君) お尋ねをいたします。  これは、i-boxにいみのことで、廃止をするということで説明がありましたが、老朽化と入居者がいないという説明でした。この廃止をした後、この建物は取り壊す予定になるのか、それとも後の利活用を考えているのか、お尋ねをいたします。 62 ◯議長(藤澤正則君) 答弁を求めます。 63 ◯産業部長(宮崎忠司君) 施設を廃止した後でございますが、解体撤去をしたいということで考えております。 64 ◯議長(藤澤正則君) 再質問ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから次に、条例第24号新見市建築基準法施行条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第25号新見市市営住宅管理条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。ありませんか。──ないようですから次に、条例第26号新見市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第27号新見市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第8  予算第 1号 令和2年度新見市一般会計予算       予算第 2号 令和2年度新見市診療所特別会計予算
          予算第 3号 令和2年度新見市国民健康保険特別会計予算       予算第 4号 令和2年度新見市介護保険特別会計予算       予算第 5号 令和2年度新見市後期高齢者医療特別会計予算       予算第 6号 令和2年度新見市観光事業特別会計予算       予算第 7号 令和2年度新見市豊永財産区特別会計予算       予算第 8号 令和2年度新見市萬歳財産区特別会計予算       予算第 9号 令和2年度新見市水道事業会計予算       予算第10号 令和2年度新見市下水道事業会計予算 65 ◯議長(藤澤正則君) 日程第8に入ります。  予算第1号から同第10号までの10議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 66 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第1号から予算第10号までの計10件について御説明申し上げます。  まず、予算第1号令和2年度新見市一般会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、前年度当初予算比2.7%増の260億875万5,000円としております。  歳入の主なものは、第1款市税に33億1,799万6,000円、第11款地方交付税に112億4,300万円、第31款国庫支出金に27億6,227万6,000円、第32款県支出金に15億5,274万5,000円、第81款市債に35億4,110万円を計上しております。  次に、歳出の主なものを御説明申し上げます。  第1款議会費は、議会運営に要する経費1億7,555万2,000円を計上しております。  第2款総務費は、一般的行政管理のほか、企画、情報管理、公共交通、徴税、戸籍、選挙、統計調査等に要する経費32億6,737万6,000円を計上しております。  第3款民生費は、国民健康保険、障害者福祉、高齢者福祉、介護保険、児童・母子福祉、子育て支援、生活保護、医療福祉等の各種福祉施策に要する経費53億1,749万9,000円を計上しております。  第4款衛生費は、保健・医療、生活環境衛生、塵芥・し尿処理等に要する経費15億6,336万6,000円を計上しております。  第6款農林水産業費は、農業・畜産業・林業の振興等に要する経費10億8,603万4,000円を計上しております。  第7款商工費は、商工業・観光の振興、観光施設の管理等に要する経費5億1,741万4,000円を計上しております。  第8款土木費は、道路、橋梁、河川、公園、公営住宅、下水道等の施設の維持管理、新設改良等に要する経費22億2,990万円を計上しております。  第9款消防費は、消防、防災等に要する経費9億9,086万5,000円を計上しております。  第10款教育費は、学校・社会教育、文化・スポーツ振興等に要する経費33億1,323万5,000円を計上しております。  第11款災害復旧費は、農林水産業、土木施設の災害復旧に要する経費21億2,993万8,000円を計上しております。  第12款公債費は、長期債償還等に要する経費37億7,711万1,000円を計上しております。  第13款諸支出金は、公立大学運営費交付金等に要する経費15億1,224万3,000円を計上しております。  債務負担行為は、第2表のとおり、新見市土地開発公社の借り入れる事業資金及びこれに対する利子の債務保証など、計5件について期間及び限度額を定めております。  地方債は、第3表のとおり、総額35億4,110万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の最高額は40億円とし、歳出予算の流用は給料、職員手当及び共済費について同一款内の各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第2号令和2年度新見市診療所特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1億4,781万3,000円としております。  地方債は、第2表のとおり、総額4,890万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の最高額は1,000万円としております。  次に、予算第3号令和2年度新見市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、事業勘定は32億2,353万9,000円、直営診療施設勘定は1億4,342万4,000円としております。  一時借入金の最高額は、事業勘定を2億5,000万円、直営診療施設勘定を1,000万円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第4号令和2年度新見市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、保険事業勘定は44億7,582万9,000円、介護サービス事業勘定は1,644万3,000円としております。  一時借入金の最高額は、保険事業勘定を2億円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第5号令和2年度新見市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ5億5,846万6,000円としております。  次に、予算第6号令和2年度新見市観光事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ5,451万2,000円としております。  一時借入金の最高額は1,000万円としております。  次に、予算第7号令和2年度新見市豊永財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1,184万円としております。  次に、予算第8号令和2年度新見市萬歳財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ510万2,000円としております。  次に、予算第9号令和2年度新見市水道事業会計予算につきましては、令和2年度から簡易水道事業を経営統合するため、それぞれの実績と事業見込みに基づき業務の予定量を計上し、収益定期収入の予定額を10億8,682万円、収益的支出の予定額を12億2,436万1,000円としております。  資本的収入の予定額は5億9,208万円、資本的支出の予定額は7億6,393万3,000円とし、不足額は当年度損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金で補填することとしております。  特例的収入及び支出は、債権及び債務として整理する未収金及び未払金の額を定めております。  企業債は、総額2億1,310万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の限度額は5,000万とし、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費、公債費について定めております。  他会計からの補助金は、一般会計からの補助金について定め、棚卸資産購入限度額についても定めております。  次に、予算第10号令和2年度新見市下水道事業会計予算につきましては、令和2年度から地方公営企業会計へ移行するため、これまでの実績と事業見込みに基づき業務の予定量を計上し、収益的収入の予定額を14億3,337万1,000円、収益的支出の予定額を14億4,234万9,000円としております。  資本的収入の予定額は10億9,274万5,000円、資本的支出の予定額は11億441万2,000円とし、不足額は引継金で補填することとしております。  特例的収入及び支出は、債権及び債務として整理する未収金及び未払金の額を定めております。  企業債は、総額9,560万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の限度額は5億円とし、予定支出の各項の経費の金額の流用については、営業費用と営業外費用の間としております。  議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費について定めており、他会計からの補助金は、一般会計からの補助金について定めております。  以上、計10件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 67 ◯議長(藤澤正則君) これより議案質疑を行います。  まず、予算第1号令和2年度新見市一般会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第2号令和2年度新見市診療所特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第3号令和2年度新見市国民健康保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第4号令和2年度新見市介護保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第5号令和2年度新見市後期高齢者医療特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第6号令和2年度新見市観光事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第7号令和2年度新見市豊永財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第8号令和2年度新見市萬歳財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第9号令和2年度新見市水道事業会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、予算第10号令和2年度新見市下水道事業会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前11時53分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 68 ◯議長(藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第9  予算第11号 令和元年度新見市一般会計補正予算(第5号)       予算第12号 令和元年度新見市診療所特別会計補正予算(第2号)       予算第13号 令和元年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       予算第14号 令和元年度新見市介護保険特別会計補正予算(第4号)       予算第15号 令和元年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       予算第16号 令和元年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)       予算第17号 令和元年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第5号)       予算第18号 令和元年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)       予算第19号 令和元年度新見市萬歳財産区特別会計補正予算(第1号) 69 ◯議長(藤澤正則君) 日程第9に入ります。  予算第11号から同第19号までの9議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 70 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第11号から予算第19号までの計9件について御説明申し上げます。  今回は、事業費や財源の確定に伴うものなどについて、補正予算として計上しております。  まず、予算第11号令和元年度新見市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ18億7,877万円を減額し、総額を267億5,580万6,000円としております。歳入は、市税、寄附金などを追加しております。主な歳出は、小・中学校情報通信ネットワーク整備事業等を計上しております。継続費の変更は第2表、繰越明許費は第3表、債務負担の追加は第4表、地方債の追加、変更は第5表のとおりとしております。  次に、予算第12号令和元年度新見市診療所特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ708万2,000円を減額しております。地方債の変更は第2表のとおりとしております。  次に、予算第13号令和元年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業勘定の歳入歳出からそれぞれ1,211万円を減額し、直営診療施設勘定の歳入歳出からそれぞれ481万7,000円を減額しております。地方債の変更は第2表のとおりとしております。  次に、予算第14号令和元年度新見市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、保険事業勘定の歳入歳出からそれぞれ1,368万9,000円を減額し、介護サービス事業勘定の歳入歳出からそれぞれ2万円を減額しております。  次に、予算第15号令和元年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ2,713万7,000円を減額しております。  次に、予算第16号令和元年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ5,113万1,000円を減額しております。繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第17号令和元年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ5,553万6,000円を減額しております。繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第18号令和元年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ89万9,000円を減額しております。  次に、予算第19号令和元年度新見市萬歳財産区特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ496万8,000円を減額しております。  以上、計9件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 71 ◯議長(藤澤正則君) これより予算質疑を行います。  まず、予算第11号令和元年度新見市一般会計補正予算(第5号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第12号令和元年度新見市診療所特別会計補正予算(第2号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第13号令和元年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第14号令和元年度新見市介護保険特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第15号令和元年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第16号令和元年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第17号令和元年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第18号令和元年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第19号令和元年度新見市萬歳財産区特別会計補正予算(第1号)について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第10  議案第1号 新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について        議案第2号 字の区域・名称の変更について 72 ◯議長(藤澤正則君) 日程第10に入ります。  議案第1号及び同第2号の2議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長、池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 73 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました議案第1号及び議案第2号の計2件について御説明申し上げます。  まず、議案第1号新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更につきましては、事業の追加を行うため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
     次に、議案第2号字の区域・名称の変更につきましては、新見駅西エリア整備事業の実施により、字の異なる土地を合筆することに伴い、字の区域及び名称を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、議案第1号及び議案第2号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 74 ◯議長(藤澤正則君) これより議案質疑を行います。  まず、議案第1号新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について御質疑はございませんか。──ないようですので次に、議案第2号字の区域・名称の変更について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  お諮りいたします。明22日から3月2日までの10日間は、議案等調査のため本会議を休会いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、10日間は休会することに決定されました。  次の本会議は3月3日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後1時10分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....